……残念!

 舞台は再び等々力へ。
 ということで,ワールドカップ決勝を応援しに等々力まで行ってきました。 なにしろ,期待どおり史上初の日本−アメリカの試合が実現したのですから,見逃すわけにはいきません。
 
 で,結果はご存じのとおりで,同点→タイブレークの末,日本は惜しくも勝利を逃しました。 (と,冷静に書いてますが,さすがに昨日は書く気になれなかったのでした。)
 実際,勝機は十分ありました。 パワーで勝るアメリカ代表に対して,日本はスピードと戦略で対抗してリードを奪い,アメリカが追撃する……という展開。 期待に違わず,今回のワールドカップでは最高の,素晴らしい試合でした。 最終的にはアメリカ代表との勝負がもたらす有形無形のプレッシャーに屈した感じでしたが,1日経った今となっては観に行って正解だった!と思います。
 
 …とまあ,日本は3連覇を逃し,ワールドカップでの無敗記録も途絶えたわけですが,そういう結果とは裏腹に,今年の代表チームは極めて完成度の高いチームだと思いました。 これまではそれなりに苦戦しながら下していたヨーロッパ勢を,今回はまるで問題にせずに大差(しかも2試合とも完封)で勝ち上がったことが,その点を端的に示していると思います。
 今回,アメリカと互角以上に渡り合えたのは日本だけであり,かつ,日本と互角以上に渡り合えたのもアメリカだけです。 もちろん,今回のアメリカ代表は到底ベストメンバーとは言えなかったなどの問題を指摘することは簡単ですが,そういった点を加味しても,今の世界ではアメリカ・日本が抜きん出て強い「2強」であることをハッキリ示したワールドカップだったと言えそうです。 他国にとっては,まずは日本が目標になるのではないでしょうか。
 
 他国にとっての目標が日本なら,日本の目標はもちろんアメリカです。 今後,アメリカがどんなレベルで代表チームを組んでくるのかは分かりませんが,今回クラスのアメリカ代表なら蹴散らしてしまえる日本代表になってほしいものです。 というか,アメリカと好勝負が出来たことで,次回がまた楽しみになりました。 ……あとは国内での扱い(人気)ですね。 次回のワールドカップがどこで行なわれるのかは知らないけど,せめて日本の試合くらいは観られるようにしてほしいもんです。

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ワールドカップ開幕

 ついに,ワールドカップが開幕しました!
 って,世間的にはアジアカップの時期なのかも知れませんが,「アジアなんかスケール小さいぜ! 世界だぜ!」ということで(^^;,注目すべきはワールドカップ(3rd IFAF World Championships 2007 in KAWASAKI/JAPAN)なのです。
 
 で,何はともあれ僕は開幕戦の日本代表を応援しに等々力まで出かけていきました。 それにしても,等々力競技場って,どうしようもなくアクセス不便ですね〜。
 
 ところで,アメリカン・フットボールのワールドカップは今回が第3回ですが(と,ここまでアメフトだと書かなかったのは,わざとです(^^;),知らない人も多いみたいなので一応書いておくと,過去2回のワールドカップで日本は2度とも優勝を飾っており,押しも押されもせぬディフェンディング・チャンピオンです。 もっとも,これに続けて「ただし,過去2回の大会はアメリカが参加してないんだけどね」と言うと,「な〜〜んだ」という反応が返ってくるのがお決まりのパターンなんですが(^^;。 とは言え,仮にご本家アメリカが参加して優勝をさらっていたとしても,言ってみりゃ順位が1つ下がるだけのことで,日本は常に準優勝クラスの実力を持った「世界の強豪国」であることに変わりはありません。
 
 さて,その開幕戦は日本対フランスでしたが,3連覇を目指す日本代表は見事にフランス代表を(文字通り)一蹴。 完封で圧勝しました。 どうもフランス代表は最後のほうまで浮き足立っていたようでミスが目立ちましたが,その点を割り引いても,前回苦戦したフランスを最後まで0点に抑えたディフェンスは見事でした。 (……それにしても,2回目のセーフティは一体なんだったんだろう?)
 
 まずは「予定通り」ですが,日本にとって,問題は次のスウェーデン戦です。 ここに勝てばブロック1位なので準優勝以上が確定します。 ある意味,この試合がある 12日(木曜日)が山場とも言えるでしょう。 スウェーデンはヨーロッパ随一とも言える強豪ドイツを予選で破った実績がある上,何と言ってもガタイがデカイ。 190 cm・130 kg クラスの選手がズラリと並んでます。 この壁のようなラインに日本がどう挑むのか,興味あるところです。
 
 それから,日本代表のことを離れれば,何と言っても今回のワールドカップの大きな話題は,第3回にしてついに,アメリカが代表チームを送り込んできたことでしょう。 やはり NFL の選手はメンバーに入れなかったようで,先の NFL のドラフトに洩れた選手を中心に組んだチームだと言うことですが,それでも十分に強いのは間違いありません。 本人達も,本家の看板を背負って来るのだから無様なマネは出来ないと思っているでしょう。 果たしてどんなチームなのか。
 このアメリカと,ヨーロッパの強豪ドイツとの試合も,これまた 12日ということで,実は 12日が注目の日なんですが,なんと,この日はケーブルテレビ以外にテレビ中継がない。orz う〜〜む,この扱いは一体……。
 
 まあ,それはさておき,決勝戦はテレビ中継もあるらしいし,とにかく日本の決勝進出を祈って応援しようではありませんか!

Worldcup2007

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祝! COLTS勝利!!

Superbowl_xli 周知のとおり,今年のスーパーボウルSUPER BOWL XLI)は Indianapolis COLTS の勝利!という結果に終わりました。
 
 試合を観た方には当然いろんな感想があるでしょう。 僕としても,もっと天気が良かったらなーとか,Chicago BEARS のディフェンスの凄さをもっと見たかったなーなんてことも思ったりしますが,その一方で,間違いなく現代最高の QB である Peyton Manning も,悲運の闘将 Tony Dungy も,そろそろ栄光をつかんでいい頃なのではないか……とも思っていたので,まず満足できる結果だったという感じです。 内容的にも,勝つべくして勝った,納得の勝利だったと言っていいでしょう。
 
 とにかく,試合前から,焦点は Indianapolis のオフェンスと Chicago のディフェンスのぶつかり合いでした。 Chicago のオフェンスは,プレイオフに入ってから QB の Rex Grossman が絶好調でしたが,シーズン終盤に失速した Indianapolis のディフェンスも,Bob Sanders が帰ってきたりしてかなり復調していたので,まあ,有体に言って Chicago はそれほど点数を稼げるわけではないだろうな……と予想してました。 だから,その(恐らくは)多くない得点の範囲内に相手のオフェンスを抑え込めれば Chicago の勝ち,そうでなければ Indianapolis ……ってわけです。 このところの Indianapolis のオフェンスは,いまいち詰めが甘い感じもあったので,こりゃいい勝負になるな〜〜などと期待してました。
 
 で,試合前は,そうは言っても総合力で Indianapolis かなという予想が多く,僕もそうだったわけですが,当日はなんと,スーパーボウルでは見たこともない(どうやら史上初らしい)大雨になりました。
 天候が悪いときはディフェンスのチームに分がある(ボールのハンドリングに支障があるのでボールキャリアーには分が悪い)という話もあるので,「こりゃ,Chicago の線も出てきたぞ」と思っていたんですが,その予想が的中したかのように序盤は Chicago のゲームでした。 Devin Hester の驚きの試合開始1プレイ目でのリターン・タッチダウン(まさかホントにやってしまうとは!),更に RB Thomas Jones のビッグプレイが飛び出して先行,Indianapolis は苦しい立場に立たされたな〜って感じでした。 キックでミスがあったり,他にも細かいミスが目立ったのも,苦境を際立たせましたね。
 
 ところが,お互いボールが手に着かないファンブル合戦(?)の中,徐々に Indianapolis のオフェンスが機能し始めて,いつもよりランを増やした構成の攻撃で第2クォーター終盤に逆転。 前半の間はまだミスもあってどうなるか分からない感じでしたが,後半に入ると,つかんだ優位を手放さないまま時間をどんどん経過させ,Chicagoにつけいる隙を与えないまま逃げ切る結果になりました。 後半最初の攻撃シリーズで第3クォーターの半分を費やし,ジリジリと相手ゴール前までボールを運んで点を取ったあたりが,Indianapolis のゲーム支配を象徴していたように思います。
 
 Chicago にとって痛かったのは,何といっても予想以上の攻撃の不調でしょう。 Grossman は,風雨のせいもあるとは言え,「おい,最近の好調はどこへ置いてきたんだ?」と言いたくなる出来で自滅してました。 1st ダウンがあそこまで全然取れないのでは,いくらなんでもキビシイ。 ディフェンスは,ボールを支配されていたとは言っても後半はタッチダウンを許さず,「Indianapolis が相手だと思えばまあしょうがない」と思える得点範囲に抑え込んでいたという見方もできるわけで,ビッグプレイ以外では得点できず,時間も使えなかったという意味で, Chicago のオフェンスが予想以上にダメダメだったことが勝敗を分けたという気がします。 ……しっかし, Chicago は,良くも悪くも Grossman に振り回された1年でしたね。
 
 それにしても,今回のプレイオフ,Indianapolis は,ワイルドカード・プレイオフからスタートして,AFC 最高のディフェンスを擁する Baltimore RAVENS,ここ一番に強い試合巧者の天敵 New England PATRIOTS,そして NFC 最高のディフェンスの Chicago BEARS を撃破しての NFL 制覇ですから,およそ文句のつけようのない優勝です。 試合終了の瞬間,ようやく念願を果たした(人の良さそうな)HC Dangy が喜ぶ様子は感動的でした。
 
 
 そうそう,Billy Joel の国歌はやや期待はずれでしたが,Prince のハーフタイム・ショーは素晴らしかったですね。 雨の中とは思えないパフォーマンスだったし,大雨の中の "Purple Rain" というクライマックスも(お約束という話もあるでしょうが)いいものでした。


 ということで,今シーズンも終了です(まだプロボウル(オールスターゲーム)が残ってますが)。 Pittsburgh STEELERS の HC Bill Cower もついに勇退だし,相変わらず,NFL は次のシーズンが全く予想できません。 今シーズンの New Orleans SAINTS のように,きっとまた,思ってもみなかったチームが頭角を現したりするんだろうな〜。 そういうのを楽しみにすることにして,とりあえず,僕の部屋のビデオは繁忙期終了なのです。

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祝! Steelers スーパーボウル制覇!!

the_bus 日本時間の2月6日の午前,SUPER BOWL XL が開催されました。 (NFL(米 National Football League)のオフィシャルサイトはこちら,日本語サイトはこちら。)
 今回は Seattle Seahawks vs. Pittsburgh Steelers という顔合わせで,既に報道されている通り,Pittsburgh が僅差を守りきって久々の優勝を飾りました。 まずはめでたい!
(と言っても,僕はシーズン中 Seattle も押していたわけなんですが。(^^;)
 
 試合前の印象では,Seattle のほうが攻守ともバランスの取れた隙のないチームという感じがしていたので,Seattle が優勢,Seattle の攻撃を Pittsburgh のディフェンスがどこまで抑えられるか?ってとこかな ……と思っていました。
 で,実際,試合が始まってみると,序盤は全くその通りの図式でした。 完全に Seattle ペースで試合が進み,"steel curtain" の異名をとる Pittsburgh ディフェンスは得点こそ許しませんでしたが割とドライヴされている印象で,Seattle が先取点を挙げてペースをつかむのは時間の問題と思われました。 なにしろ,Pittsburgh オフェンスは全く形を作れず 3 & out(3回の攻撃→パント であっさり攻撃権を譲り渡すこと)を繰り返しており,プレイオフのこれまでの試合では序盤にペースをつかんで先行逃げ切り型の展開を続けてきたこともあって,僕は,「う〜ん,Pittsburgh は苦しいな。 やっぱり Seattle はいいチームだなー」という感じで観てました。
 で,Seattle は微妙な反則の判定でタッチダウンこそ逃したものの,フィールドゴールを決めて3点を先取したわけですが,それで完全に主導権を握るとまでは行きませんでした。 その後もなぜかレシーヴミスが目立ち,プレイオフを通じて好調だった QB の Matt Hasselbeck もいまひとつパスの精度を欠いている感じで,加えて2度のフィールドゴール失敗もあったりして(これはどちらも外してもしょうがない距離だったけど),ある程度ドライヴはするけど追加点が取れないというアヤシイ展開に。 ……後から考えてみれば,こういうロー・スコアリング・ゲームになった時点で,実は Pittsburgh のペースだったと言えるのかもしれません。 そうこうするうちに,ツキもあったとはいうものの,Pittsburgh オフェンスが機能し始めて,なんと先にタッチダウンを決めて逆転。 前半終わって3−7ということで,1度のスコアリング・チャンスが勝負を分ける,目が離せないゲームになったのでした。 ……いやあ,生で観てよかった……。
 
 結果的には,細かいところでミスが続いて波に乗れなかった Seattle に対して,やはり好調とは言えないながらもビッグプレイを絡めつつなんとか少ないチャンスをものに出来た Pittsburgh が勝ったわけですが,終わってみれば,僅差とはいえその実「強い Pittsburgh」が真価を発揮した納得の勝利だったような気もします。 オフェンスでは WR の Hines Ward の MVP にふさわしいプレイぶりや,マルチプレイヤー Antwaan Randle El のトリックプレイ(事実上,勝利を決めたプレイと言っていいでしょう)も印象的だったし,ディフェンスにおける「ここぞ」というときのパスラッシュも素晴らしく,特に後半はゲームプランも「当たっていた」感じでした。
 
 残念なのは,RB の Jerome Bettis(写真)がこの試合を最後に引退すると宣言したことでしょうか。 今シーズンみたいな使い方なら,あと3〜4年はいけそうなんだけどなー。 まあ,今シーズンも引退を1年延ばした結果だという話だし,故郷に錦を飾ることもできたから,引退も仕方ないのかもしれません。
 
 それにしても,パーフェクト・シーズンを噂されつつ終盤で失速した Indianapolis Colts とは対照的に,(その Colts を divisional play-off で破ったことに象徴されますが)シーズン終盤〜プレイオフでの Pittsburgh の強さは驚異的でした。 Pittsburgh びいきの僕にとってはある意味いいシーズンでしたが,まあ,来年はこうはいかないでしょうね。 半分以上のチームでヘッドコーチが交代するらしいし,来シーズンも勢力図が大幅に書き変わるのは間違いなさそうです(しかしながら,激しくヘッドコーチが入れ替わる中,今期優勝の Steelers は 14年間 Bill Cowher が率いており,NFL で最も長い政権でチーム作りが行なわれているという事実も,なにやら皮肉な偶然という気がしないでもありません)。
 
 ということで,今シーズンも終了,シーズンの余韻と来シーズンへの期待を感じつつ,しばらくは僕の部屋のビデオレコーダーものんびりお休み,というわけなのです。

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Jerry Rice 引退

jerry_rice 間もなく 2005 年シーズンが開幕する NFL (National Football League; 米アメリカンフットボールリーグ,日本語サイトはこちら) ですが,NFL史上最高のワイドレシーバー (WR),ジェリー・ライス (Jerry Rice =写真) が引退を決めたというニュースが飛び込んできました。
 
 数え切れないほど多くの NFL 記録を持つ Rice ですが,こちらの記事にその一端が紹介されています。 それによると,通算パスキャッチ数 1,549 は,これまた名手中の名手である2位のクリス・カーター (Cris Carter) よりも,なんと 400 以上も(!)多く,通算獲得ヤード 22,895 は2位のティム・ブラウン (Tim Brown) よりも,なんと 8,000 ヤード近くも(!)多く,タッチダウン数 197 は,ここでも2位のカーターよりも,なんと 67 も(!)多く…… と,もちろん,こうした記録には個人の能力以外の要因もあるにせよ,とにかく Rice の記録は途方もなく図抜けています。 「史上最高の WR」という言葉に異論を差しはさむ余地は全くない,不世出の名選手と言うべきでしょう。
 
 とはいえ,さすがの Rice も昨シーズンあたりは目立った活躍も見られなくなったし,42歳という年齢を考えると引退も止むを得ないかと思います。 ……というか,20年間も第一線で活躍し続けたこと自体,スゴイ話ですが。
 
 Rice 在籍時の San Francisco 49ers はまさに黄金期という感じで,強すぎるし華麗すぎるしということで,僕自身はむしろアンチ 49ers みたいな気分もあったんですが,こうして引退のニュースに接すると,「今や,49ers の黄金時代もすっかり過去のものになったんだな〜」という気がヒシヒシとしてきて,ある種の感慨めいたものを感じないではいられません。
 
 
 とまあ,それはそうと,今週末から開幕の NFL,僕はオフシーズン中ほとんど NFL 情報を見ないので,今年はどのチームにどの選手やらコーチやらがいるのか,まるで分かってません。
(知らない方のために…… サラリーキャップ制も含め,NFL はチーム間の戦力を拮抗させる戦略を打ち出しており,そのため,有名選手もどんどん他チームに移籍してしまいます。 固定した顔ぶれでじっくりチームを作るのが難しいというマイナス要素はありますが,その代わり,シーズン前の戦力予想が良くも悪くも裏切られることが多く,リーグ全体としては盛り上がる……ってな感じです。)
 どのチームがどういう変化をしているかも含め,とにかく楽しみです。

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祝! STEELERS 地区優勝!!

 ということで,Pittsburgh STEELERS が New York JETS を下して,今シーズンの AFC (American Football Conference) 北地区優勝を決めました。 まずはめでたい。
(突然ですが,米国のアメリカンフットボール・リーグ NFL (National Football League) の話です。 なお,NFL の日本語ページはこちら。)

 マスコミの報道でご存知の方も多いでしょうが,今シーズンの Pittsburgh では,何といってもルーキー QB (quarterback) Ben Roethlisberger の大ブレイクが話題の中心でしょう。 そもそもチームの総合力としては,当初,普通の出来だったように思えたのですが,正 QB の Tommy Maddox が負傷して,仕方なく新人の Roethlisberger を出場させたところ,誰もが驚く大当たり!という展開です。 連勝のリーグ新記録を更新中でおよそ負ける気がしなかった New England から大金星を挙げ,更に,次の週には今年の SUPERBOWL 優勝候補筆頭の Philadelphia も倒してしまい, Pittsburgh びいきの僕から見ても「おいおい,マジかよ」という展開。 そこからなんと1度も負けることなく 11 連勝で 12勝 1 敗とし,一気に地区優勝を決めてしまいました。 ・・・う〜む,信じられない!
 もっとも,日本でも放送されたここ2試合は,Roethlisberger 率いるオフェンスの調子は決して良くありません。 彼の話題性(新人 QB としての連勝記録を更新中)に隠れてしまいがちですが,実はリーグ1位であるディフェンスの安定が連勝の大きな要因でしょう。 先日 (week 14) の試合でも,New York JETS の見事なパス・カヴァーの前に Roethlisberger はパス・ターゲットを探すことが出来ず,加えて,ケガから復帰した RB (runningback) Duce Staley も今ひとつ波に乗れませんでした。 互いに譲らないディフェンス合戦の結果,第3クォーターが終わっても得点は(双方フィールドゴール1本ずつの)3-3 と,見たことないようなロー・スコアで,1タッチダウンが勝負を分けるドキドキの展開に…。 そんな中で,後半に入ると,前半完全に押さえ込まれていた NY の RB Curtis Martin のランが徐々に出始め,前半の JETS を自滅的な試合展開に導いていた反則もなくなり,流れが NY に傾きかけました。(実を言うと,僕は JETS も好きなので,どちらに転んでもそれなりに楽しいわけだったんですが。)
 流れを変えたのは,最後までタッチダウンを許さなかった Pittsburgh ディフェンスの威力と,もう1人の RB Jerome Bettis の強力なランでしょう。 Pittsburgh のラン攻撃の特徴は,何と言っても(華麗さとは程遠い)重量級 RB による強引なまでの突破力なわけですが,それまで休場明けの Staley のランを何とか押さえ込んできた JETS のディフェンスも,第3クォーター終盤からフレッシュな状態で出てきた(更に重い)Bettis のランに,ついに持ちこたえられなくなったという感じでした。
(それにしても,Bettis は相変わらず見ていて楽しいキャラクターです。 破壊力ある突破をした後には得意の “欽ちゃん走り”(笑) を繰り出し,トリックプレイでタッチダウン・パスを決めた後のインタビューでは,「俺は与えられた仕事をきっちりこなすだけ。 レモンをレモネードにするようなものだ。」とわけの分からない例え話(^^; をし・・・と,和み系キャラを発揮していました。)

 さて,ここまでくると,プレイオフに向けて期待が高まりますが,何しろ予想される相手には New England (Pittsburgh に負けただけの 12 勝 1 敗 … 強い!), Indianapolis といった「手強すぎる」チームが揃っており,更に,首尾よく SUPERBOWL に進んだとしても Philadelphia あたりが上がってくる・・・という感じでしょうから,あまり高望みは出来ないかな?という気がします。 戦術もますます研究されるでしょうし,JETS戦でもパス・プロテクションが持たないという欠点をさらけ出していた感があるので,かなり厳しくなりそうです。 ディフェンスが好調なので良い勝負は出来るでしょうが,現在 NFL 1位と言えどもパーフェクトなディフェンスというわけではないでしょうし,ある程度は点が取れないと勝てないわけで,week 13 で見事な 2-minute offence を展開した Roethlisberger の勝負強さでなんとか頑張って欲しいものです。

 一方の NY JETS はワイルドカード争いです。 現在の星勘定では優位にいるものの,シーズン終盤の対戦カードがかなりハードなので安心は出来ません。 Curtis Martin が走れないとオフェンス全体が手詰まりになる感が強いので,ここは Chad Pennington (QB) に奮起してもらいたいものです。

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