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最近読んだ記事 (12)

 もはやニュースとしては古いですが,ウェッジウッド社経営破綻だそうですね。
 ウェッジウッド社というと,科学史に興味のある向きには,進化論・自然選択説を提唱したチャールズ・ダーウィン(Charles Robert Darwin)の母方の祖父が創設した……というのが,ちょっとした豆知識ということになるでしょうか。 そういえば,今年は「ダーウィン年」ということで,いろいろとイベントがあるようです。
 
 ……と,それはともかく,年末年始をはさんで最近読んだ記事から,今日は,疑似科学(ニセ科学)関連のものを3つばかり紹介します:
 
(1) 英国で若手研究者たちが「デトックスは無意味」と発表PSJ渋谷研究所X
 もとになった記事はこちらですが,この 亀@渋研Xさんの文章のほうが,いろんな要素を加味して読みごたえあるものになっていると思います。
 というか,この発表の内容自体は,特に驚くようなものではないと思うけど,まあ,こういうことをきちんとサーベイして発表するというところに価値があると言えるのでしょう。
 それから,これが団体戦によるものという点も,ちょっと注目ですね。 こういうのって,日本だと「誰かが手弁当でやるのにお任せ」というようなことになりがちな気がします。 それだけイギリスではデトックスについて問題が大きかったのかもしれませんが。
 
(2) 喘息に対するステロイド治療を否定するホメオパシーNATROMの日記
 「報道ステーション」が,あろうことか,(最大限いい言い方をしても,「由緒正しいおまじない」でしかない)ホメオパシーを「有効な治療法」というような位置づけで放送したということで,このところあちこちで議論が起こっていましたが,上の記事は,このあたりの問題を考える上で重要なポイントを示していると思います。
 
(3) 歩きやすいように、ゴミを拾う食品安全情報blog
 少なくとも現時点では僕は父親ではないし,母親でも妊婦でもないので(当たり前だ),想像でしかありませんが,おそらく,この記事が役に立つ人たちが少なからずいるんじゃないかと思います。 その意味で,僕自身は当事者ではないけれど,この記事がなるべく多くの人の目にとまるように……ということで紹介しときます。
[追記 (2009/02/05)]
と,アップロードしてから(遅ればせながら)思ったのは,僕自身,上の記事で挙げられてるようなものを(時に押しつけがましく)教えてあげようとする「無神経な善意の人」になる可能性が十二分にあるということです。 だから,僕が「当事者ではない」なんていう言い方は,まったくもって不適切としか言いようがありません。 誰もが当事者になりうる……ということで,これを読んでるかたにも,上の記事を読んで,自身の知識をチェックすることをオススメします。

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