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Alison Krauss "A HUNDRED MILES OR MORE: A COLLECTION"

Alison Krauss このところ,普段より忙しい日(←あくまで当社比)が続いてまして,それなりにプレッシャーもかかったりしてるわけですが,そんな日々のなか,すっかりハマってしまってるのが,“ブルーグラス界の歌姫” Alison Krauss です。
 
 当初まったくノーチェックで,聴いた記憶もなかったんですが,新譜 "A Hundred Miles or More: A Collection" が出たばかりということで,某CD屋で紹介されているのを見て,ベスト盤だし,まあ持っててもいいかな……くらいの気楽な調子で購入。 ところが,家に帰って聴いて,1・2曲目の素晴しい歌声に,いとも簡単に陥落してしまいました。 今やすっかり夢中,メロメロです(^^;。 …いや〜,なんなんでしょう,この素晴しい歌声は。
 
 このアルバム,ベスト盤という触れ込みではありますが,ベストと言うよりは,どちらかというと,アルバムに入らなかった曲,デュエットや他アーティストへの客演,そして未発表の新曲を加えた編集モノという感じです。 そういう意味では,まとまった1つの作品という感じは薄い,と言えるかもしれません。
 それはそれとして,聴き進めていて「ああ,そうか」と思ったのは "Down To The River To Pray" で,この曲,だいぶ前にけっこう話題になった映画「オー・ブラザー!(O Brother, Where Art Thou?)」の最初のほうに出てくる印象的な洗礼のシーンのあの歌なんですね(ただし,細かいことを言えば映画のサウンドトラックとはミックスその他が違うバージョンのようです)。 ……それで,なんか聞いたことがある名前だったのかな。
 
 上で「ブルーグラス」と書きましたが,このアルバムに関するかぎり,確かに中にはそういうスタイルの曲もあるけれど,むしろ,ジャンル名から来るイメージの縛りからは自由で,ひたすらシンプルな美しさをたたえたアコースティックな音楽として聴ける作品でしょう。 …あ,いや,僕はブルーグラスをあまりよく知らないのでホントのところはよく分からないんですが,少なくとも,僕が「ブルーグラス」と聞いたときにイメージするような演奏は収録曲のごくごく一部に限られていて,それはそれでアルバムの中の起伏として楽しめるし,トータルでもジャンルなんか気にせずに楽しめる作品だと思います。 逆に言えば,ブルーグラスそのものを期待して買う人がどう思うかは分からないってことになりますが,編集盤でもあることだし,僕も含めてそういう(ある意味)コアな期待をしないであろう広い範囲の人が楽しめる作品なんじゃないでしょうか。
 
 個人的には,このところソウルっぽい歌ばかり聴いていたせいもあって,どちらかと言えば,強引なまでに押し出しのいいパワフルな歌を「うまい歌」と思いがちなところがあったんですが,そういうことに限定されない歌の良さ・うまさ・素晴しさを改めて認識させられたっていう感じがしてます。 なにしろ知らず知らずのうちに聴き入ってしまっていて,思わずウットリ(←(注) 僕がこう書くと気持ち悪いとか言わないよーに(^^;)です。
 
 というわけで,このアルバムですっかり歌声の虜になった僕は,現在,彼女の以前の作品に遡っているところなのです。

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