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Patrick Simmons "ARCADE"

Arcade The Doobie Brothers の全ての歴史に関わり続けている唯一の男,Patrick Simmons の 1st ソロ・アルバム "ARCADE(邦題「メロウ・アーケイド」)"がようやく再発されました。 いや〜,めでたい。 1度は CD化されたものの長らく入手困難な状態が続いていたので,ホントにうれしい再発です。 (アナログ盤は実家の奥深くに埋もれていて発掘調査が必要な状態だし (^^;)
 
 アルバム全体の雰囲気は,ほぼ Doobie Brothers のサウンドの延長上にあるもので,Doobies のメンバーが 1980年代の解散期に行なった活動の中では,このアルバムが最も Doobie Brothers のサウンドイメージに近い作品であるだけでなく,内容的にも随一の良作と言っていいと,僕は思います(個人的には,商業的に成功した Michael McDonald の 1st ソロと比べても,断然好きな作品です)。
 
 いかにも Doobies のリーダーだった人らしいバランスの取れたサウンドが展開されますが,中でも特筆すべきはコーラスの素晴しさで, この点は Doobie 関係者のソロアルバムの中でも抜きん出ています。 Michael McDonald や Tom Johnston をはじめ Doobie Brothers のメンバーが加わっているという要因もありますが,Doobie メンバーが揃って歌ってるというほどでもないし,やはり,Doobie サウンドの要であった独特のコーラスの響きは Pat Simmons の声の存在によるところ大だったのではないか……なんてことに改めて気づかされたりします。
 もちろん曲も粒揃いです。 若干の音楽的冒険もありますが,そういうことを含めても捨て曲なし,オイシイ作品がズラリと並んでます。 ほとんど Doobie そのもの!という感じの1曲目を皮切りに,哀愁漂う "Why You Givin' UP" あたりも彼ならではの曲想という感じで(どこにでもありそうなのに,実は意外とない,というタイプの曲だと思います)個人的には好きな曲だし……と挙げていくとキリがありません。
 
 とにかく,Doobie好きには文句なくオススメのアルバムです。 この機を逃すとまた手に入りにくくなるかも知れないし,興味のある方はこのチャンスを逃さないようにしましょう。

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