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Swing Out Sister "LIVE IN TOKYO"

 更新をサボっている間に「ハテナ」というオモロイ生物が発見されたりして,なかなか興味深い今日この頃ですが,久しぶりに音楽の話を。(なお,ハテナについての asahi.com のニュースはこちら。 その解説としては,例えば「科学的逍遥日誌」のこの記事あたりがオススメです。)
 
 
 5月の来日のときに会場でのみ限定販売されていた(東京会場では完売) Swing Out Sister の "LIVE IN TOKYO" ですが,オフィシャル・サイトによると "LIVE" というタイトルで一般発売されているようですね。(ジャケットは違いますが,内容は同じもののようです。 ちなみに,左が限定販売されてた "LIVE IN TOKYO",右が一般発売された "LIVE" です。)
 
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 "LIVE IN TOKYO" は前回の来日公演のライヴ録音です。 精力的にツアーを行なっていた頃の彼らは「これでもか!」というくらいアレンジに凝っていて,歌に入るまで何の曲なのかまるで見当がつかないほど,ツアーごとに全く違うアレンジを施していました。 それを聴くのは会場に足を運んだ人だけの特権的な楽しみだったわけですが,その楽しみを享受できることに喜びを感じつつも,一方で,一過性のもので終わってしまうことを残念にも思っていたので,仲間内では「こんなにすごいツアー用アレンジをするなら,そのたびにライヴアルバムを出して欲しい」なんて言い合っていました。 その希望が,部分的とはいえ叶えられたのは喜ばしいことです。
 既に正規盤として出ているライヴ・アルバム "LIVE AT JAZZ CAFE" よりも小編成での演奏で,"LIVE AT JAZZ CAFE" と重なっている曲目でも異なるイメージの曲に作り替えられており,更なる応用編とでも言うべきひねったアレンジに彼らのこだわりと豊富なイマジネーションとが伺えます(ただし,アルバムのプロモーションという観点からは当然でしょうが,ライヴ当時新しい曲だったものについては,基本的にスタジオ盤のイメージに沿った演奏をしています)。
 彼らのライヴを知らない方には,まず "LIVE AT JAZZ CAFE" をオススメしますが,それを既に聴いたことのある人には更なる楽しみを提供してくれる1枚でしょう。
 
 ちなみに,今年のツアーですが,残念ながら上記のような「凝った展開」はありませんでした。 編成は小規模でしたが,ツアーメンバーが "LIVE AT JAZZ CAFE" と "THE LIVING RETURN" という傑作(個人的には,彼らのアルバムで最も好きな2枚)を生んだメンバーと重なっていたようで,選曲の大半はその2枚から,アレンジも当時のものをほぼそのまま再現するものでした。 かつてのこだわりぶりを知る者としては少々食い足りない感じがあったことは否定できませんが,目の前で,好きなアルバムからの曲が,まんま「あの音,あのグルーヴ」で演奏されるということに少なからぬ感動も味わいました。
 
 このツアー,久々ということもあってか,本国イギリスでは10月に日程が追加されました(急なキャンセルもあったようなので,何か単なる追加以外の意図があるのか?と勘ぐりたくなりますが)。 その後はまた次のアルバムの準備に入るということですが,今回のツアーをきっかけに再びコンスタントにライヴを行なうようになって欲しいものです。

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