« マイナス 170 ℃の海 | Main | Illusion ふたたび »

Keith Knudsen 逝去

 先ごろライヴ CD& DVD を発売し,意外な初期の曲などを新しいアレンジで聴かせたりして,まだまだやる気満々であることを示した Doobie Brothers ですが,なんと,dr & vo である Keith Knudsen が肺炎のため亡くなったそうです。 56歳。 入院しているという情報は以前からありましたが,回復に向かっているという話だったので,まさかこういうことになるとは・・・。
 # → CNN NEWS
 # → バンドからのメッセージ (Unofficial fan site から)

 Knudsen は 1974 年から Doobie Brothers に加入しましたが,特に Michael McDonald 参加後は次第にリズムセクションの中心人物になり,ことスタジオ録音盤に関しては,ほぼ彼のビートが後期 Doobies のビートだったと言えます。 Doobies に関わった4人の歴代ドラマーの中では最も高い評価を得た存在でしょう。 また,日本人には,矢沢永吉の一連のアルバム/ツアーでもおなじみかも知れません。

 彼はコーラスの一翼も担っており,更に,アンコールで演奏される "Listen to the Music" ではタンバリン片手にステージ最前列に出てきて,ハンドマイクでリードヴォーカルをとったりしてました(Farewell Tour のビデオでもその勇姿を見ることが出来ます)。 1人のヴォーカリストとしてはお世辞にも上手い歌ではなく(^^;,なぜライヴの最後を飾るのが彼の歌だったのか今もってナゾですが,とにかく楽しそうではありました。

 Doobies 解散後に結成した Southern Pacific は,カントリーロック寄りのリラックスした音楽性のバンドでしたが,Knudsen のしなやかでノリのいいリズムが活かされた心地よいサウンドでした。
 再結成後ほどなくして Doobie Brothers に復帰しましたが,再結成後の Doobies のメンバーの中では最も紳士的な雰囲気があり,"WILDLIFE CONCERT" のビデオでもビデオ全体の流れを構成する的確なコメントぶりでした。 ただ,頭髪もトレードマークのヒゲもすっかり白くなってしまい,歳月を感じたりしたものです。

 Bobby LaKind, Dave Shogren, Cornelius Bumpus, そして Keith Knudsen と,バンドの輝かしい歴史を作ったメンバーが次々に亡くなってしまうのはサビシイかぎりです。 "Takin' It to the Streets" などをはじめとする後期の諸曲は,発表当時はもちろん,再結成後の現在でもなお,Knudsen のドラミングなしには成立し得ない面がありました。 彼がいなくなってしまってどうなるのか?・・・Doobies としてはツインドラム体制を守りたいでしょうが・・・ちょっと予想がつきません。  合掌。

|

« マイナス 170 ℃の海 | Main | Illusion ふたたび »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38221/2878521

Listed below are links to weblogs that reference Keith Knudsen 逝去:

« マイナス 170 ℃の海 | Main | Illusion ふたたび »