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永遠のモータウン

 遅まきながら「永遠のモータウン」を観て来ました(って,観たのは先々週だけど)。
 で,なんとビックリ,感動してしまいました。僕はモータウンサウンドに特別な思い入れはない(と,自分としては思っている)んですが,その僕にしてこうです。音楽ファン必見!といっても言いすぎにはならないでしょう。
 詳しいことはオフィシャルサイトを見ていただくとして,モータウンの黄金時代のハウスバンド "Funk Brothers" にスポットを当てたドキュメンタリー映画で,どういう映画かは,そのキャッチコピー「エルヴィス,ビーチボーイズ,ストーンズ そして ビートルズ。全てのNo.1を合わせても,“彼ら”にはかなわない。でも“彼ら”の名前を知る者はいない。」に集約されるでしょう。
 映画の説得力を支えているのは,彼ら "Funk Brothers" の素晴らしい演奏です。彼らの残した偉業がベースになっているのはもちろんですが,演奏の持つ説得力なくして,あの映画は成立しなかったでしょう。40年の歳月を経て,再び集まった彼らの現在の演奏が映画の端々に挿入されるわけですが,とにかく驚いたのは,長い歳月を経ても全く問題なく「あの」音がすることです。しかも,そのクオリティの高さは信じられないほどです。僕なんかは,往年のモータウンサウンドというとどうしても音質面の古さが気になってしまって,そのことに引きずられて,古い,荒削りな音のイメージを持ってしまっていたんですが,こうして今の技術で録音された音を聴くと,その素晴らしい完成度,躍動感あるビートに,単純に「参った」と思わされてしまいます。
 そして,映画終盤のメンバー紹介のシーン・・・何も言うことはありません。
 公開はそろそろ終わりかもしれませんね。お見逃しなく。

 そうそう,1つ改めて思ったのは,「黒っぽいビート」っていうと,どうしても,タメの効いたものをグルーヴを連想しがちなんですが,モータウンのビートはそうではないということ。これは,彼らがジャズ畑の人だったという要因があるのでしょうが,このことが,洗練された感じや,ある種の高揚感につながっているというのも,実はモータウンが成功した見逃せない要因なのではないかと思ったりしました。

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